行政書士試験お疲れ様でした

昨日が令和6年度の試験日でした。急に寒くなって天気もあんまり良くなかったですが、受験生の皆さんお疲れ様でした。

 

問題がまだ試験センターのホームページに掲載されてはいないので、各予備校の解答速報をいくつか見させていただきました。択一と多肢選択は問題を見ないとわからないので、記述式について少し思ったことを。

 

問題44は行政法の訴訟選択について。ここはどの訴訟を選択したうえでの訴訟要件の検討の問題で、基本的な問題かなといった印象です。誰からのどんな処分に対してどうしたら目的を果たせるのかを明確にすることが必要なのだと考えます。

 

問題45は難しめな印象でした。民法先取特権の問題。一般先取特権民法306条)なのか、動産先取特権(311条)なのか、不動産に関する先取特権(312条)なのか。法的効力の部分も含めて条文の知識と、担保物権の知識が必要かなと。とはいえ、今解けと言われても正直ちゃんと答えられない気がします…。

 

問題46は、債権者代位権民法423条)の問題。これは学生時代に勉強した要件事実15問の存在を思い出しました。訴訟物が移転登記請求権だと判断できればスムーズにわかる問題かなという印象です。「権利の保全」と記述ができるかがミソなのかなといったことを思いました。

 

解答速報などを見て、「標準的」「基礎的」と言われても自分には難しいよ!と感じる受験生の方もいらっしゃるのではないかと思います。わかります、私自身が過去の資格試験でうまくいったことがあんまりないので、そのお気持ちはよくわかります。

 

しかしですね、実際に行政書士になってみると、参考書があれども法律の理解とそれに則った手続きはもっと難しいです…。答えはないし、師事を得ない限りは誰かに手取り足取り教えてもらえるわけでもありません。苦しむことが多いです。行政書士試験は直接業務には結びつかない試験とよく言われます。ですが、法律の読み方や使い方を知るためのスタート地点だと私は感じています。

 

上手に試験をパスできる人もいれば、そうでない人もいます。でも、試験まで頑張ってきたことはひとつも否定されることはありません。自己採点で合格点に到達できている人も、ちょっとそれは難しいと感じた人も、まずは自分を褒めてあげてください。試験場にまでたどり着いたことだけでも素晴らしいことだと私は思います。

 

私はあんまり人生自体を上手に生きられてこなかった人間です。それでも自分で得た経験と資格とちょっとの勇気でこれから行政書士として頑張っていきます。今回の試験がうまくいった人も、そうでなかった人も、これからを一緒に頑張りましょうね。

 

 

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