古物商許可申請してみよう

 2020年の法改正後に許可証が失効してしまったまま、古物商を続けている方はいらっしゃいませんか?もしそのまま無許可で営業を続けると、罰則対象になってしまいます。失効後は新規で許可申請をおこなう必要があります。また、これから古物商営業を考えている方にむけて、許可申請の方法についてまとめてみます。

古物商って何?

 古物商とは、古物(中古品)を販売したり買い取ったりする業者のことです。古物とは、使用済みの品物や不要になった品物など、新品ではない品物のことです。例えば、洋服や家具や本やゲームなど、定められた13品目が古物にあたります。

 古物商は、これらの古物を消費者から買い取ったり、自分で仕入れたりして、他の消費者に販売したりするものです。ヤフーオークション、メルカリ、自分のホームページやECサイトなどで中古品を販売する場合には、個人・企業にかかわらず許可を得る必要があります。

 古物商になるには、古物営業法に基づいて、都道府県の公安委員会に古物商許可申請をする必要があります。この記事では、古物商許可申請の手続きについて詳しく説明します。

古物商許可申請の手続き方法

申請するには条件をクリアする必要があります

 以下の場合は、古物商許可申請をすることができません(欠格要件)。

  • 古物営業に必要な能力を有していない者
  • 破産者で復権を得ない者
  • 前科がある者
  • 暴力団員等
  • 住居の定まらない者
  • 古物商の許可を取り消された者
  • 違反後に古物商の許可を返納した者
  • 未成年者
  • 心身の故障により古物商の業務を適正に実施することができない者として国家公安委員会規則で定める者
  • 管理者の業務を適正に行えない者を管理者に選んでいる場合
申請に必要な書類とは

 古物商許可申請をするには、以下の書類を用意する必要があります。

  • 古物商許可申請書(インターネットでも入手可能です)
  • 誓約書(申請者本人と管理者のものが必要)
  • 略歴書(過去5年間の経歴、申請者本人と管理者のものが必要)
  • 住民票(申請者本人と管理者のものが必要)
  • 身分証明書(申請者本人と管理者のものが必要)

 法人で申請する場合は以下の書類も必要になります。

  • 法人登記事項証明書
  • 定款の写し
いくらかかるか?

 申請には19,000円の手数料が必要です。なお、住民票や登記の取得費用はこれとは別に発生します。

申請の流れ

 古物商許可申請の流れは以下の通りです。

  1. 欠格要件を確認する
  2. 申請書類を準備する
  3. 警察署で申請する
  4. 審査(40日程度の期間がかかります)
  5. 古物商許可証を受け取る

申請するときにはご注意

 許可申請の際には注意すべき点がいくつかあります。

  • 盗品や偽造品の販売・買取、不正な値段や数量の表示は古物営業法で禁止されています。
  • 売買の記録(台帳や領収書)の作成、保存、公安委員会への届出や報告といった古物営業法で規定された義務を果たす必要があります。
  • 古物商許可の取得後、古物営業法で規定された表示事項(古物商表示、許可番号表示、価格・品質表示等)を守る必要があります。
  • 古物商許可証に有効期限はありませんので、一度取得すると廃業しない限りは有効です。もっとも、2020年の法改正で変更の手続きをしていない場合には、古物商許可証が失効している可能性があります。また、営業所の変更や取り扱う古物に変更事項が生じた場合には、変更の届出をしなければなりません。

さいごに

 古物商許可申請は、古物(中古品)を販売したり買い取ったりする業者に必要な手続きです。古物営業法に基づいて、都道府県の公安委員会に申請する必要があります。古物商を営む予定の方は必ず許可証を取得しましょう。

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