IC車検証のデータを読み込むコツ

普通自動車も軽自動車もIC車検証に移行されて時間が経ちました。令和7年までは、車検証とともに自動車検査証記録事項を補助書類として同時に受け取ることができます。その期間が過ぎると、IC車検証のみの授受となります。

アプリの仕様

対応しているスマートフォン、OSのバージョンに縛りがあります。たとえば、iPadは対応していません。また、新しいバージョンだと対応していない場合もありますので、アプリストアや電子車検証特設サイトでご確認ください。

また、名義変更や変更手続をする際のサービスとしてOSS(ワンストップサービス)という手続きがあります。こちらは手続きを簡略するサービスですが、車検証読み込みアプリを立ち上げると、OSSの利用をうながすような案内が表示されます。OSSでの手続きは手数料が多少お安くなりますので、ご自身でお手続きする場合はこちらを利用されるのも良いかもしれません。

読み込み方法

アプリを立ち上げると、読み込みのボタンが右下に出てきます。読み込みには、車検証のセキュリティコードを入力します(車検証の右下にある小さな数字です)。読み込んだ情報は保存をしないと、消えてしまいますので注意してください。

ここで自動車検査証記録事項はPDFで保存可能です。ご自身でプリントアウトして、IC車検証と一緒に保管しておいても良いかと思います。車検の際などに便利です。

注意点

まず、スマホカバーをつけたままだと干渉しやすいので、カバーを外すのをおすすめします。また、スマホの中心をICタグに近付けないとなかなか読み込めません。アプリからの指示がでますので、それに従いましょう。また、保存できる件数が10件程度になります。

今後も自動車手続きをはじめ、各行政手続きではデジタル化していきます。まずは、手身近にこのアプリを使ってみることで慣れるのも良いかもしれませんね。

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